今回皆様へのメッセージを書いていただきましたのは、昨年OPTの期間を使って弊社より派遣社員として日系の非営利団体の貿易関連の部署のディレクターのアシスタントしてのご経験を積まれた後に日本にご帰国。今年になってから東京で本格的に就職活動をしてこられ、この度、兼ねてから目標とされておられました国際的な外資系のビジネスコンサルティングファームに就職が決まられたスノダマキさんです。留学を終了された後のOPTの期間をどう過ごそうか考えていらっしゃる方々、また、OPT期間を使って就職活動をされておられるもののなかなか就職先が見つからなく悩んでおられる方々にご参考にしていただければと思います。いつもとは違う内容ですが、きっと何かを感じていただけるのではないかと思います。スノダさんや私どもへのご質問がございましたらどうぞご遠慮なくinfo@actus-usa.comまでEメールでご連絡ください。標題には必ず、就職成功者談スノダさん編質問、とご明記ください。
スノダさんは日本で大学を卒業後防犯装置のメーカーにて外回りの営業を3年半ほどご経験された後にニューヨークへ留学。西海岸の大学付属のビジネスコースにてビジネスマネージメントの勉強をしてサーティフィケートを取得後のOPTの期間をニューヨークで過ごし、上述どおりニューヨークでエグゼクティブアシスタントのポジションで弊社の派遣社員としてご活躍いただいた方です。是非ご参考にされてください。
((シニアリクルーター 大矢))
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スノダマキさんの体験談
今回、私の留学の最終目標であった、外資系企業への転職の夢を叶えることができました。夢にまで見た戦略コンサルティング会社でのジュニアアシスタントのポジションです。今回、このポジションのオファーを頂けたのは、ひとえに、ACTUSさんからご紹介いただいたNYでのOPTを使っての就労の経験があったおかげです。
私が日本の大学を卒業してすぐに入社した企業では営業職につきました。3年半外回りの営業を担当。営業の仕事は大好きでしたが、体力的に厳しかったこともあり、留学後は、外資系企業のバックオフィス業務にキャリアチェンジしたいと決めていました。
私のNYでのOPTステータスを使っての仕事は、日系企業での派遣の仕事でしたが、日本での再就職活動の際、「日本国外での勤務経験」というのは非常に貴重なものであり、評価していただけるものと、今回の就職活動を通して実感いたしました。しかも私の場合、OPT期間との兼ね合いで半年間の勤務でしたが、エグゼクティブアシスタントというポジションでしたので、キャリアチェンジにあたり、そこから得たもの、今後どのように活かしたいかの自己PRをしっかりと言えれば、レジュメに書くには十分の経験であったとも実感いたしました。また、思えば、OPT先企業の業務内容もコンサルティング業務とリンクする部分があったので、本当に巡り合わせを感じます。
Steve Jobs氏が、かの有名なスピーチで「後から振り返って初めて、点と点をつなぐことができる」と言っていますが、今回まさに、振り返ってみるとすべての点と点がつながったなぁと節目節目で頂いた周りの方々のお力添えに感謝の気持ちでいっぱいです。
ACTUSさんからNYでのこのお仕事をご紹介いただいた際にいただいたアドバイスがまさに、今回の第一志望の会社の最終面接で活きました。(派遣先が日本でも名の知れている会社だったので、最終面接の面接官の外国人役員ももちろんご存知で好印象を持っていただけました)
現在、OPTを取得しようか迷われている方、また、派遣の仕事くらいでは経験にならないのではないかと思っていらっしゃる方、「日本国外での勤務経験」というのは大きなアドバンテージとなります。また、勤務形態が派遣であれ、大切なのは自分がそこで何を得るか、今後にどのように活かせると考えるか、面接でどのように話せるか、です。アメリカで働きたくてもステイタスがなくて働けない人は沢山います。OPTとは、本当に貴重な機会です。どうか最大限に活用して、その後のキャリアへの大きなアドバンテージを掴んでください。