ニュースレター

2016-05-25
News Letter 2016年6月号: 飲酒運転で逮捕後の、ビザのキャンセルについて
飲酒運転で逮捕後の、ビザのキャンセルについて

昨年の11月に米国国務省側で、法の改正が行われ、飲酒運転で逮捕又は、有罪が確定したビザ保持者への対応が非常に厳しくなりました。米国務省は,飲酒運転の罪で有罪判決を受けたり、逮捕されたビザ保有者の非移民ビザを取り消すように海外の領事館員へ通達しています。米国移民法弁護士協会の調査によると、2015年の11月以降、多くのビザ保有者が、飲酒運転での逮捕後に、ビザが取り消されていると報告しています。


ビザのキャンセルのパターン

ビザのキャンセルの一般的なパターンは下記のようになります。ビザ保持者が米国へ入国、その後、飲酒運転絡みの事故で警察に逮捕。逮捕情報が、米国国務省へ伝わり、ビザのキャンセルへとつながります。ビザのキャンセル後、ビザを取得した米国大使館又は、領事館より、ビザがキャンセルされた事を伝える電子/郵便メールが本人へと送られます。メールにはビザがキャンセルされた旨、そして、米国を出国時には、再度ビザの申請を行うようにと記載されています。ビザ保持者にキャンセルの連絡が届かなくとも、ビザがキャンセルされてしまう為、注意が必要になります。


ステータスへの影響

現時点で、国務省によるビザのキャンセルが、移民局によるステータスへのキャンセルへと繋がることはありません。


ビザの再申請と健康診断

ビザキャンセル後、米国を出国すると、再入国に新しいビザが必要になります。新しいビザの申請には健康診断の提出が必要になります。米国政府には、アルコール関連の病気の保持者の入国を拒否する権利があり、健康診断はこの判断に使用されます。


結論

今回の、法の改正によって、飲酒運転で逮捕されたビザ保持者への対応が格段と厳しくなりました。飲酒運転での逮捕が、ビザのキャンセルへ繋がります。ここで気をつけなくてはいけないのは、飲酒運転での逮捕後、無罪を勝ち取ったとしても、ビザがキャンセルされる事、そして、米国大使館/領事館からの通知が届かず、ビザ保持者自信が、キャンセルについて気づいていないと言うケースもありうる事です。ビザのキャンセル及び、他の移民関連の質問などありましたら、お気軽にKimura Law Office(gen.kimura@thegklaw.com/832.247.6932)にお問い合わせください。