レジュメの書き方
 

日本語の履歴書と違い、規格の書式が無い英文レジュメの作成にあたっては、内容だけではなく見た目の工夫も大切です。企業の人事担当者が1枚のレジュメに費やす時間は平均で10-20秒と言われており、この短い時間の中で担当者の興味を引くレジュメでなければ内容を読んでもらえることもなく、書類選考の対象になることができるかどうかの大きな分け目となります。つまりは、いかに効果的に自分をアピールすることのできるレジュメを作成するかが、大きな鍵を握っているのです。 サンプルがこちらからダウンロードできます(Word/25kb)Sample Resume
  • 長くなりすぎないように内容をよく整理し、なるべく1~2枚でおさめること。複数枚に渡る時は、1枚めに重要なことを全て記載する。
  • 主語のIは省略する。わかりきったことは書かない。
  • つづりや文法のミスがないよう確認をする。
  • 特定の業界でしか通用しない専門用語は使用しない。
  • 略語はなるべく使用しない。何度も出てくる長い固有名詞は最初に全書と略記を括弧でくくって併記し、以降は略記を使用する事も可能。
  • 自分のニーズではなく採用側のニーズにフォーカスした内容であること。
  • アピールしたい部分にフォーカスした内容であること。内容に厚みをつける、字体を使いこなす(太字、斜字などを効果的に使用)。

英文レジュメには規格の書式はありませんが、基本的なスタイルが3つあります。
  • Chronological (Emphasis on your experience)
    最もスタンダードなスタイルで、職歴や学歴を年代順に書いていくもの。但し、年代順と言っても最近のものから過去のものへと遡って記載するので注意。どの職歴にもそれぞれの職責の内容を付記する。よりアピールしたいものの内容に厚みをつけるようにすると良い。また、個性のアピールをするためにはObjectiveやSummaryも忘れないこと。全くの新卒者の場合は、学歴から記載すること。
  • Functional (Emphasis on your skills)
    特定の専門知識や能力を中心にまとめるスタイル。希望するポジションにとって重要な条件に合致した能力や経験/実績、専門知識/技術を集約して記載するもの。人物としてのアピールはしやすいが、読み手にとってはどの会社でどんな経験をしたのかがよくわからなく、保守的な採用者には喜ばれない。
  • Combined
    ChronologicalとFunctionalのスタイルを併用したもの。ObjectiveやSkills and Accomplishmentから始め(端的にまとめる)、その後、短めのChronologicalスタイルで職歴をまとめる。

  • Name
    目立たせるために多少他の記載よりも大きな文字や太字を使用してもかまわないが、あまり目立つような記載は自己中心的という印象を与えるので注意。
  • Address
  • Phone number (自宅も携帯も記載しておく方がよい)
  • Email address
  • Objective (希望職種)
    なぜ自分が最適な候補者であるのかをそのJob titleも含めて簡単にまとめるもの。必ず採用側のニーズにアピールするものであること。自分の視点から構成しないこと。
    Useful format
    Objective: An xxx position in an organization where yyy and zzz would be needed ( or, in and organization seeking yy and zzz)
    xxx = the name of the position/job title
    yyy / zzz = the most appealing qualities, abilities or achievements to be acknowledged as a perfect candidate for the position
  • Summary (資質、能力、経験の要約)
    以下の内容の中からアプライするポジションに適当なものを選択しまとめる。
  • A brief description of your profession
  • Your expertise
  • Two or three statements such as breadth or depth of skills, range of environments in which you have experience, a special accomplishment
  • One or more professional or appropriate personal characteristics
  • A sentence describing professional objective
    例: Highly motivated and experienced marketing specialist with seven years of experience in business development and project management. Strong background in coordinating product development, managing vendor and client relationship, and sales and promotion analysis. Seeking a challenging managerial position in consumer product marketing field.
  • Skills and Accomplishments
    Summaryではもっともアピールしたい内容を要約して述べるが、ここでは、もっと詳しい内容に触れる。たとえば「Sales Managerとして1年間で売り上げを200%伸ばした」、「マーケティング部署のスタッフの採用、教育をした」など。特にこれといってアピールしたいことがなく、PCのスキルや言語のみであれば、SkillsとしてEducationの後に触れる方がよい。また、ChronologicalまたはCombinedのスタイルで、それぞれの会社での経験の中でSelected Achievementとして触れるのも効果的な方法である。
  • Experience
    全ての職歴について詳細まで触れる必要はない。アプライするポジションに関連するものについては詳しく、その他の職歴は簡単に済ませること。文章で記載するより、箇条書きにして書いた方が読み手にとって親切。会社名、在籍期間、タイトルはそれぞれがわかりやすいように太字や斜字、下線を施すなどして、一目で区別がつきやすいようにレイアウトを工夫すること。
  • Education
    基本的には最終学歴の記載だけでもかまわないが、修士以上の学歴がある場合は学士の記載もあった方がよい。また、日本での最終学歴の記載があった方が好ましい。順を追って記載をするが、最近のものから古いものへと遡るので注意。また、学位をとったものを先にまとめ、サーティフィケートしかでないコースのものはその後に。社会経験がなく全くの新卒者の場合(アルバイトやインターンを除く)は、Experienceより前にEducationを記載すること。
  • Personal Interests
    日本の履歴書と違うので、この項目を記載しておくことで候補者としてのアピール度が上昇する効果がある場合以外は記載しないほうがよい。
Sample Resume