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2012-12-17
米医療共同購買組織(GPO)のスキーム
Punctureという ちょっと暗めでオモーイ洋画を昨夜、観ました。

同作は敏腕弁護士でありながら薬物中毒者である主人公がパートナーとともに、汚染注射針による感染した一人の看護婦の事件にかかわったことで、背後で操る政府の陰謀に気付き、医療業界の腐敗を暴いていくという実話を基にした映画で、どちらかといったらジョン・グリシャムの『原告側弁護人』を原作に、巨匠フランシス・フォード・コッポラが映画化した法廷ドラマ、The Rainmakerやアメリカのタバコ産業の不正を告発したTVプロデューサーと元重役を描いた社会派ドラマ、The Insiderっぽい流れのものでした。

この映画の影響もあり、米医療業界の実態を知りたくなり、少しリサーチしてみたら、かなりえげつない話が続々出てきました。中でも医療共同購買組織(Group Purchasing Organization:GPO)が仕掛けたスキームには呆れてものが言えません。

医薬品や医療材料コストの引き下げに大きく貢献していると知られているGPOですが、実際は、同組織による大手医療メーカーや病院とのキックバックが原因で年次の医療費負担は毎年、膨らんでいるそうです。英調査会社、ナビガントコンサルタントが2010年に発表したレポートによると、キックバックで膨張されたその年のコストは、375億ドルといわれています。そのため私たち、納税者が 政府の医療介護オプション(メディケアとメディケイド等)で負担した額は173億ドルにも及んでいるとのことです。高い値段で医療品が売れば売れるほど、GPOは多くの収入を稼ぐことができますが、その分メディケアとメディケイドの費用も上昇し、結果、私たちに付けが回って来るということになります。

またPay-to-Playと呼ばれるGPOが仕組んだスキームでは、医者や看護婦ではなく、病院の購入代理部門が同組織を通じて医薬品や医療機器などを選び認定するため、資金力のある大手医療メーカーが商品の物流を完全独占してしまうそうです。そのため安全注射器、ペースメーカーや癌の処方箋といった、患者および従業員にとってより安全でより費用効果が大きい商品が、たとえ紹介されたとしても、病院や他の医療機関の利益効果がなければ使用されることは殆ど有り得ないのが現実です。つまりGPOが重視しているのは商品の品質よりもキックバックのサイズということになります。

例えビジネスとはいえ、GPOが取っている行動は度が過ぎると個人的に思っています。

(M.A)
2012-12-10
師走の憂鬱
今年も早いものでもう数週間ですね。武田です。

この時期NYは一年で一番町全体が輝いて、とても良い雰囲気です。マンハッタンのあちこちで、クリスマスマーケットが開設され、スケートリンクができて、ツリーが点灯して、ホリデースピリッツに溢れています。道を歩いていると、道端でもみの木が売られていい匂いがしますし、街行く人もいっぱい紙袋を抱えていて「きっと家族や大切な人にプレゼントを買っているんだろうなぁ~」と想像をかきたてます。まぁ、相変わらずせかせかはしているNY人ですが、ハッピホリデーと挨拶し、なんだかちょっとだけgivingな感じになっているこの雰囲気、とても好きです。


そんな幸せ気分一杯の12月なのですが、唯一私があまり好きではないのが、クリスマスショッピングです。
普段の買い物は大好きで、友達や家族に喜ばれるものを想像しながらショッピングするのも大好きなのですが、たくさんの人に、クリスマスまでにプレゼントを買って、しかもラッピングとかまで考えなきゃいけない感が、苦痛なんです。

私は家族は日本にいるので、クリスマスは自分の実家ではなく、彼や友達などの実家in アメリカで過ごすことがほとんです。クリスマスはなんとなくカップルのイメージが強い日本ですが、アメリカでは家族で過ごす時間なので、いろんな親戚や人が集まります。そうすると、会ったこともない人や遠い親戚の子供などにもプレゼントを買わないといけないことになります。
今年は彼の実家で過ごしますが、参加者リストを基に買わなきゃいけないリストを作成すると一番下は2歳から上は70歳までの老若男女に計10個はプレゼントを買う計算となってしまいました。
今でこそ便利なオンラインショッピングがあるからいいものの、趣味や嗜好が未知で、一年に数回しか会わない人それぞれにプレゼントを思いつくまでにも長~い時間がかかってしまいます。

たとえば、赤ちゃんレベルの子供のプレゼントを買うのは可愛くて、着せ替え人形的な感じで選べるので良いのですが、難関はサイズです。○○ヶ月用と書いてあるものは良いのですが、それでも「ぴったりを買ったらすぐ着れなくなっちゃうし、、」と悩んでしまいます。靴だったら、その子供の親にわざわざ連絡をとってサイズを聞かないといけないし。
キッズレベルの子供服は、またサイズチャートが違います。ショッピングをしていて、初めてHusky Sizeなるものの存在を知りました。年にしては、がたいの大きい子用サイズだそうです。

私にとって、一番難しかったのは13歳前後の男の子に買うものでした。自分が超女系家族だったので、このくらいの年の男の子、ましてはアメリカ人の今どきの男の子が何に興味があるか、全く想像不可!この歳になったら、そろそろ親が買ってくる服も着ないだろうし、かといってビデオゲームも芸がないし。。。散々雑誌やインターネットでギフトガイドを見て、それでもお手上げだったので、両親に何が好きか、欲しがっているか聞いたところ、「本が好き」とのこと。
・ ・・ますます難しいお題になってしまいました。
ティーン向けの本で、これまた何が人気なのかリサーチし、ナルニア、ロードオブサリング、ハンガーゲームが御三家ということを突き止め、両親に念のため聞いてみると、「これはもう全部読んでる。」とのこと。ガーン。

その後もずっとずっと悩んで、悩んだ末、手塚治虫の漫画「火の鳥」全巻セット英語版を買ってみることにしました。私は「火の鳥」を小学生くらいのときに読んで衝撃を受けすぎで若干トラウマになったのですが、13歳だったらもう大丈夫(・・・ですよね・・?)。読む前と読んだ後では人生変わると思っているので、この感動は国境を越える!と信じています。気に入ってくれるといいのですが。

最初にアメリカで「ギフトレシート」なるものの存在を知ったときは、なんて風情がないの-! と唖然としましたが、今では、これだけ悩んだプレゼントたちを放置されるのは悲しいので、気に入らなかったらどうかお金に換えてあげてちょうだい・・・と思ってしまうのでした。


先週末で10人分はほぼ終わりました。
これから、友達、自分の家族分です。まだまだ終わりません。


何かオススメのアイディアのある方、stakeda@actus-usa.comまで連絡ください。

2012-12-05
Met Orchestra
先週の日曜日、友人に誘われ久しぶりにカーネギーホールにコンサートを聴きに行ってきました。カーネギーホールで音楽を聴くのはとても久しぶりで、題目もベートーベンの皇帝とストラビンスキーの火の鳥、と、気持ちが上昇気流に乗るような作品で、このところ、ストレスで気持ちが沈みがちだった私はとても楽しみにして出かけました。マチネだったにもかかわらず、ほぼ満席。私はこのところ、リンカーンセンターの方が馴染みが深いですが、コンサートに行くといつも思うのが、こんな手ごろ値段でこんなにたっぷり、こんなにいいコンサートホールで一流のオーケストラや音楽家の演奏を聴けるのはすごいことだなぁ、ということと、Tシャツにジーンズみたいなとてもカジュアルな格好の人もいれば、それなりにちゃんとおしゃれをしている人もいれば、という聴衆の様子で、皆それぞれ音楽の楽しみ方が違うこと、そして、音楽が好きな人がたくさんいるんだなぁ、ということ。子供みたいな感想ですが、本当にそう思います。

私のホームベース(?)のリンカーンセンターと違い、カーネギーホールはどこのオーケストラもこのコンサートホールを拠点としていないため、クラッシックやジャズ、ポップスなどの各種音楽公演やその他の芸術事業の開催も多く、世界一流のオーケストラから、日本からやってくるシロウトのコーラス愛好会まで、気軽に誰にでも貸してくれるみたいです。その名称のとおり、鉄鋼王と呼ばれた事業家で慈善家だったアンドリュー・カーネギー氏によって建てられたもので、音の反響の均一性は素晴らしく、多分、どこの席で聴いてもほぼ同じ音が楽しめるはずです。どぉでもよいお話しですが、どこのコンサートホールも同じですが、安いチケットは標高の高いところに位置しており、一度この席からコンサートを聴いたことがありますが、高所恐怖症の私にはとてもとても恐ろしい経験でした。

さて、先週の日曜日のコンサートですが、The Metropolitan Opera Orchestra。メットオーケストラはそれなりに評判のよいオーケストラで、カーネギーホールではちょくちょく公演を行っています。オペラのオーケストラとしては聴いたことはありますが、こうやってオーケストラの公演として聴くのは初めてでした。音楽はクラッシックでもロックでもどんなジャンルでも聴けば聴くほど自分の好みがはっきりしてくるのと耳の感覚がよくなってくるのとで、どんな人もそれなりに一過言あるようになるものだと思いますが、コンダクターのスタイルなのでしょう、とてもきちんとした四角い箱にはまったお行儀のよい演奏のように聞こえ、どうも私には心の琴線に触れる音じゃなく、皇帝のピアニストもベテランのソフトタッチな流れるような演奏をするピアニストで(どうも私が聴いたことのあるベートーベンを弾くピアニストはそういうタイプが多いように思います。)、大きな感動はありませんでしたが、やっぱりベートーベンもストラビンスキーも天才だなぁ、とあらためて思った午後のひとときでした。帰りがけにモニターで流れていた小澤さんの情熱的な指揮ぶりのほうが、実は実際のコンサートより深く感じるものがあり、鳥肌がたってしまいました。小澤さんがお元気でないのがとても残念。昔々のブログにも書きましたが、小澤さんを至近距離で発見したことがあり(昔、カーネギーホールの裏にあった、まるちゃん、という定食屋さんでした。)、あまりにもいい方で本当に感動でした。美しい音楽を作る人は心が美しくなくっちゃいけないんだと思います。でも、その美を生み出すためのエネルギーは並大抵のものじゃないんでしょうね。ベートーベンも、シューマンも、ショパンもモーツアルトも、みんな短い一生です。昔の映画で、Round Midnightというジャズミュージシャンのお話がありますが、そのセリフから。。。When you have to explore every night... even the most beautiful things that you find can be the most painful.

今年のコンサートで私が一番感動したのは、夏にしかも無料で聴くことのできた、ニューヨークフィルのマーラーの交響曲第2番、復活、でした。9/11から10年の今年、ニューヨークの復活を誓うニューヨークフィルの記念コンサートで、チケットが無料で配布されたのですが、暑い中何時間も並んだ甲斐があったコンサートでした。小澤さんのビデオに感動して、家に帰宅してからユーチューブで小澤さんをサーチしてみたところ、なんとこのマーラーの交響曲第2番の演奏が全て納められているものがあり、すぐにダウンロードしたのは言うまでもありません。

クラッシックがお好きではない方にはつまらない話題でしたね。私はちなみに、70年代のロックが大好きです!God Save The Queen!!!

((大矢))